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超音波診療(エコー検査)|横山医院|保土ヶ谷の整形外科・リハビリ・内科・在宅医療

超音波診療
(エコー検査)

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超音波診療(エコー検査)medical

超音波診療

皆さんが考える超音波は、腹部や心臓などを想像されることが多いと思います。整形外科領域での超音波はここ数年で大きく発展し機械の制度も高まってきています。
整形外科を受診し“レントゲンでは異常がないので様子を見ましょう”と言われたことがあると思いますが、超音波ではレントゲンで見えない原因がはっきりとわかることが多くあります。例えば五十肩、腱鞘炎、足関節捻挫、肉離れ、レントゲンではとらえきれないような小さな剥離骨折など、当院では頸部~足先まで超音波を駆使して診療にあたっています。MRIはさらに詳しく見ることができますが、時間と費用がかかります。超音波は簡便でありコストも安く放射線による被ばくもないため皆様にも優しい検査と考えます。

また超音波は診断だけでなく治療にも使います。超音波を見ながら安全かつ痛みの原因部位をピンポイントで注射することにより効果も上がります。筋膜リリースや、腱鞘炎の注射、神経ブロックの新しい概念のハイドロリリースまで超音波を駆使しながら治療も行っております。
当院では診察室3台、処置室1台、リハビリ室1台の合計5台の超音波装置を用いて効率的に診療にあたっております。

超音波検査のメリット

  • じん帯、関節の中の様子、筋肉の状態、剥離骨折の有無など、骨以外の状態がわかります
  • 各部位を動かしながら検査できる
  • 放射線による被ばくの心配がない

X線を照射するレントゲン検査は骨の変形や骨の腫瘍など、骨の状態を調べるのに有効な方法です。一方で、超音波検査は骨以外のじん帯や関節の中の様子が見られるほか、剥離骨折の有無も調べられます。筋肉の状態もチェックできます。つまり、骨の状態をレントゲン検査で、骨以外に異常がないかを超音波検査で確認することで、患者さんの体を総合的に調べることができます。レントゲンで捉えられないような、小さな骨折を超音波で見つけることもできます。
また、対象の部位を動かしながら検査ができることも超音波検査のメリットの一つです。静止時に異常がなくても、対象部位を動かすことで何らかの変化が起こる可能性があるため、検査の精度を高めることができます。

超音波検査を用いた治療

痛みの緩和に有効

筋肉は筋膜と呼ばれる薄い膜で覆われています。この筋膜同士が癒着して硬くなってしまい、筋膜にある神経の動きが悪くなり、体に痛みを引き起こすと言われています。
超音波検査を用いて癒着している部分を発見し筋膜リリースすることで筋膜・神経の癒着を剥がして痛みの緩和を目指します。

画像を見ることで痛みの原因部分に確実に注入できます
  • 筋膜が癒着していると、その部位は通常、厚くなっており、超音波診断装置に写し出される画像は白く写し出されます。この白い部分を確認しながら生理食塩水や麻酔薬を注入すると、筋膜が緩んで痛みの緩和が図れます。
  • 関節の中や、腱鞘内、痛みを引き起こしている神経を直接超音波で確認しながら、薬剤を注入することで効果も確実なものとなります。
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