原因と病態
生活様式の変化に伴って、足関節障害は近年増加傾向となっています。
本来、健常な足には縦・横にアーチがありますが、加齢による変性やアーチを支える筋肉が機能しなくなることで起こる障害として扁平足があります。また、若年者ではスポーツ現場で捻挫や骨折などの外傷を起こすことが多いです。
Ankle
痛み、腫れ、しびれ
生活様式の変化に伴って、足関節障害は近年増加傾向となっています。
本来、健常な足には縦・横にアーチがありますが、加齢による変性やアーチを支える筋肉が機能しなくなることで起こる障害として扁平足があります。また、若年者ではスポーツ現場で捻挫や骨折などの外傷を起こすことが多いです。
足の構造に合った靴や、インソールを用いた保存療法が有効であると言われています。日常生活の活動量、スポーツ、職業などを考慮してテーピングや足底板など最適な治療を選択します。
当院では、体外衝撃波を用いて局所的な痛みを軽減させる治療も行います。
足関節捻挫は、足関節に1回の大きな外力が加わって損傷します。スポーツ外傷の中でも多く発症し、特にサッカー、テニス、バスケットボールやバレーボールなどで多く発症します。
アキレス腱損傷は、アキレス腱の部分的または完全な断裂を指します。アキレス腱は、下腿下部と踵の骨である踵骨をつなぐ強力な腱であり、歩行や走行時に脚の筋肉と踵を結びつけます。
アキレス腱損傷は、急激な運動やスポーツの活動中に起こることがよくありますが、他の要因によっても引き起こされることがあります。
アキレス腱炎は、アキレス腱(かかとの後ろにある腱)の炎症を指します。炎症が起こると踵のやや上方が歩行時に痛くなり、その部位の腫脹・熱感・圧痛を認めるようになります。
足根管症候群は、足首の内側にある足根管内で神経が圧迫されることによって引き起こされる神経障害です。足根管は足首の内側に位置し、その中を脛骨神経が通っています。
変形性足関節症は、足の関節の軟骨が徐々に劣化し、炎症や痛みを引き起こす慢性的な疾患です。
痛風発作はかつて贅沢病と言われていましたが、食生活の変化とともにありふれた疾患となっています。30歳代が発症のピークで40歳代、50歳代がこれに続きます。男性に多く有病率は1%を超えていて、現在ではありふれた疾患となっております。
下垂足は、主に腰椎疾患か腓骨神経という神経が圧迫あるいは損傷することで生じます。
下垂足になると、つま先を上に向けることが難しくなり、歩くときに引っかかりやすくなったり、股関節を大きく持ち上げたり足を前に投げ出したりするような歩き方になったりします。