原因と病態
生活様式の変化に伴って、足関節障害は近年増加傾向となっています。
本来、健常な足には縦・横にアーチがありますが、加齢による変性やアーチを支える筋肉が機能しなくなることで起こる障害として扁平足があります。
また、若年者ではスポーツ現場で捻挫などの障害を起こすことが多いです。
Heel
歩行時の痛み、痺れ
生活様式の変化に伴って、足関節障害は近年増加傾向となっています。
本来、健常な足には縦・横にアーチがありますが、加齢による変性やアーチを支える筋肉が機能しなくなることで起こる障害として扁平足があります。
また、若年者ではスポーツ現場で捻挫などの障害を起こすことが多いです。
足の構造に合った靴や、インソールを用いた保存療法が有効であると言われています。日常生活の活動量、スポーツ、職業などを考慮して足底板や運動療法など最適な治療を選択します。
当院では集束型体外衝撃波も用いて局所的な痛みを軽減させる治療も行います。
モートン病は、足の前足部の神経が圧迫され炎症が生じる疾患です。
初期は前足部が歩行時に痛くなり、進行していくと足背部や足の指に痛み・しびれが出現します。
足の中足骨と楔状骨や立方骨との間の関節を安定化するのに重要なリスフラン関節靭帯が損傷された状態を指します。その中でも、第2中足骨のリスフラン靭帯が歩行時などに一番負荷がかかると言われています。
足底腱膜炎は、足底にある腱膜(筋膜)が炎症を起こす疾患です。足の踵に痛みがあり、朝起床時の一歩目や安静後の動き出しの痛みが特徴的です。
また、長時間の立ち仕事や長距離歩行でも症状が悪化することがあります。中年女性に好発します。
踵骨骨端症(シーバー病)は10歳前後の男児によく見られる疾患で、運動後に踵の痛みが出現します。また、踵に腫脹・熱感などが出現します。
外反母趾は、足の親指が足の他の指に向かって曲がった状態です。
後脛骨筋はふくらはぎの内側~うちくるぶしの後方~土踏まずまである筋肉で、足をついた時に足底のアーチが崩れないようにする筋肉であり、身体への衝撃を和らげる働きがあります。ここに炎症が起こるとうちくるぶしの後方あたりが痛くなったり腫れたりします。
外反扁平足は、足のアーチが崩れ、足首が内側に傾いている状態を指します。通常、足底にある内側のアーチが平らになり、足首が内側に傾くことによって特徴付けられます。
外反扁平足は、足の骨格の異常や筋肉の弱さなどによって引き起こされます。