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怪我(外傷)|横山医院|保土ヶ谷の整形外科・リハビリ・内科・在宅医療

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怪我(外傷)Injury

足首の捻挫のイメージ

捻挫や突き指、骨折、脱臼などの怪我(外傷)の治療を行います。
治療は患者様の状態や外傷の種類に応じて個別に診断を行い、医師との相談のもと最適な治療を行っていきます。

捻挫

捻挫は一般的に関節が強いストレスを受けたときに生じます。特に足首や膝、手首がよく影響を受け、関節と関節を連結している靭帯が急激に伸ばされることによって引き裂かれることによって起こります。

原因と病態
スポーツや交通事故などで関節に負担がかかることで、靭帯・腱・軟骨が損傷します。
捻挫した周辺に鋭い痛みを生じます。通常、痛みは捻挫の直後から感じられ、運動時や負荷をかけた時に悪化することがあります。
診断
患者様の症状や外傷の経緯、身体所見、レントゲン検査・超音波検査にて診断を行います。特に当院では超音波検査でレントゲンでは描出できない靭帯損傷や血種、小さな剥離骨折などを診断し治療方針を決定しています。
予防と治療
負傷直後から氷を負傷部位に当てることで炎症を軽減し、腫れや痛みを和らげることができます。氷は負傷後48時間以内に20分ごとに数回続けて冷却するのが一般的です。
また捻挫部位を装具やギプスなどにて固定し安静にして、負傷した部位を保護することで治癒を促進します。捻挫を繰り返す場合は捻挫予防のリハビリテーションを行うこともあります。

突き指

突き指は、関節周囲の靭帯が過度に伸びてしまうことで損傷することから起こります。これにより、炎症や腫れ、痛みが生じる怪我です。スポーツのけがで高頻度に発症します。

原因と病態
スポーツや日常生活で、ボールや壁などに指先を強くぶつけることがあります。指を急激に曲げたり伸ばしたりすることで、関節や靭帯に負担がかかり、関節と関節を結んでいる靭帯に負担がかかり発症します。時に剥離骨折などの骨折を合併することもあります。
診断
患者様から症状や怪我の経緯を聞き、痛みや腫れ、関節の動きの制限などの身体所見と、レントゲン検査で骨折を、超音波検査で靭帯損傷や小さな剥離骨折、腱の損傷を診断します。
予防と治療
腫れや炎症を軽減するために、冷却を行います。また、患部を安静に保つことが重要です。指を動かさないようにし、負担を軽減します。安静にすることで、損傷した組織の修復を促進します。テーピングや場合によりシーネ固定を行います。可動域制限が残るならリハビリテーションを行うこともあります。

骨折

骨折とは、骨が折れたり破壊されたりすることを指します。通常は外力の影響によって骨が曲がったり折れたりすることで起こります。

原因と病態
骨折はさまざまな原因で起こる可能性があります。交通事故やスポーツ中の怪我、転倒などが一般的な原因です。骨折の種類には、開放骨折(皮膚が破れて骨が外に露出する)や閉鎖骨折(皮膚が破れずに骨が折れる)などがあります。骨折は適切な治療を受けることで通常回復しますが、場合によっては手術が必要なこともあります。
診断
骨折の診断は、症状の評価と身体検査に加えてX線検査が主に用いられます。医師は痛みや腫れ、変形などの症状を確認し、X線画像を通じて骨の状態を詳細に観察して骨折の有無や位置を確定します。
予防と治療
骨折の予防には、バランスの取れた食事や適度な運動が重要です。特にカルシウムやビタミンDを豊富に含む食品を摂取し、骨の健康を保つことが大切です。また、事故や怪我を防ぐために安全対策を行い、適切な身体活動やバランス感覚を養うことも骨折の予防に役立ちます。
骨折の治療には、骨が正しく癒着するようにするための適切な固定や安静が必要です。軽度の骨折ではギプスなどが使われ、重度の場合には手術が必要なこともあります。また、リハビリテーションや運動療法を通じて、骨折後の機能回復や筋力強化を促進します。
当院では骨折治療の際に超音波骨折治療(LIPUS)を用いて治療することもできます。

脱臼

脱臼とは、関節がその本来の適切な位置から外れることを指します。通常、関節は骨が正確に配置されており、周囲の組織(靭帯など)によって支持されています。しかし、外力や怪我などの影響で関節が外れることがあります。肩関節・手指の関節・肘関節・股関節などに発症します。

原因と病態
脱臼の原因はスポーツ中の衝突や転倒、交通事故などが一般的です。
脱臼が起こると関節が本来の位置から外れ、周囲の組織や靭帯が損傷します。これにより、患者は痛み、腫れ、関節の変形、動かせない状態などの症状を経験します。重篤な場合には、血管や神経が圧迫される可能性もあります。
診断
脱臼の診断は、患者の症状と怪我の経緯を詳しく評価し、関節の痛みや変形、動きの制限などを確認します。次に、身体検査を行い、関節の外観や触診によって脱臼の有無を確認します。最後に、レントゲン検査が行われ、関節の位置や周囲の骨の状態を詳細に観察して確定診断が行われます。
予防と治療
まず早急に脱臼を整復します。その後は、靭帯損傷があるために再脱臼しないように固定を行います。
脱臼の予防には、適切な体の使い方や筋力トレーニングが重要です。スポーツや活動時には適切な装具を着用し、安全な環境下で活動することも大切です。
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