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転移性脊髄腫瘍

【概要・原因】

転移性脊髄腫瘍とは、悪性腫瘍(癌・肉腫・白血病etc.)が脊髄に転移したものです。

 

背中を痛がる高齢女性のイラスト

 

【原因】

癌でなくなる人の30%は骨に転移があると言われており、その中で最も多いのが脊髄への転移です。

 

【症状】

悪性腫瘍によって侵された脊髄の痛みが背部や腰部に生じます。脊髄に圧迫が生じている場合には、麻痺を起こすことがあります。

 

腰を痛がる高齢女性

 

【診断】

レントゲン画像での骨の破壊(融解・骨折)、MRIでの腫瘍病変で診断がつきます。他の骨に転移があるかどうかを確認するため、骨シンチグラムが有用です。病的骨折のリスクを判断するには、CTを用います。

 

【治療】

転移性脊髄腫瘍の治療は、癌の種類や進行の程度などをみながら全身の治療のバランスをとり、症例ごとに最適の治療を考えていく必要があります。癌そのものに対する化学療法・ホルモン療法が治療の基本となります。骨転移を骨融解型から骨硬化型へ変化させる薬剤も使用します。

 

局所的治療としては、腫瘍の増大で症状が出ている場合には放射線照射が有効な場合があります。骨破壊が進んで脊柱の支柱性が失われてきた場合、放射線照射や化学療法は無効なため、支柱性を獲得するような手術(脊髄固定術)が必要になります。

 

【リハビリテーション】

主に日常生活が出来るようにリハビリを実施していきます。移動手段の確保のために筋力訓練・歩行訓練をはじめとした機能訓練を実施していきますが、転移性脊髄腫瘍を患った方々には精神的なフォローも必要です。また、自己達成感の向上によりQOLの向上につながったとの報告もあります。

 

その為、多角的なフォローが必要になり、他科との連携でチーム医療で関わっていくことが最も重要と言われています。入院中だけでなく、在宅でも様々なサービスを利用しながら地域連携を整えることで本人をフォローする必要性があります。

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