ご予約・お問合せ
045-331-3296
MENU

医院ブログ

Blog

ブログ

病気について

スタッフブログ

web予約

湿布の基本的な種類や使用方法とかぶれたときの対処法について

【湿布とは】

ここでは湿布の一般的な使用法をお伝えしますが、湿布はあくまで「薬」ですので、詳しくは医師又は薬剤師に確認して下さい。「え?湿布って冷やしてるだけじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、湿布には炎症を抑える程の冷やす効果はありません。温湿布・冷湿布共に「炎症を抑える薬」が塗られていて、それが皮膚から浸透して行く経皮吸収型の「消炎・鎮痛剤(痛み止めの薬)」です。

 

湿布のイラスト

 

【湿布の種類と貼り方】

実は湿布にはいくつかの種類があり、貼り方も異なります。大きく分けると「➀1日1回タイプと1日2回タイプ ②ハップ剤とテープ剤 ③温湿布と冷湿布」です。

 

1.1日1回タイプと1日2回タイプ

薬の作用時間によって1日1回貼るか、2回貼るかが決まっています。1日1回タイプは8~10時間位貼れば成分の多くは皮膚に浸透している為、はがした後も効果が持続します。同じような名前でも1回タイプと2回タイプで違う場合があるので、必ず用法容量を確認して使用するようにしましょう。

 

(例)

1日1回タイプ

・モーラステープ ・モーラスパップXR ・ボルタレンテープ

・ロキソニンパップ/テープ ・ロコアテープ(2枚まで 飲み薬との併用注意) など

 

1日2回タイプ

・モーラスパップ ・アドフィードパップ ・セルタッチパップ/テープ など

 

※用法・容量は変更される場合があるので、必ず使用説明書をご確認頂くか、医師・薬剤師に確認してください。

 

 

2.ハップ剤とテープ剤

昔ながらの白色で厚みがあるのがパップ剤、茶色で薄いのがテープ剤です。ハップ剤は水分を含んでいる為、貼った感じがひんやりするなど冷感や温感があるタイプがあります。粘着部分が肌に優しい為かぶれが少ない反面、はがれやすいのが特徴です。一方、テープ剤は粘着力が強くはがれ難い反面、長期で使用すると肌がかぶれやすくなることがあります。しっかりと張り付くので関節などの動きが大きいところに向いています。

 

 

3.温湿布と冷湿布

温湿布はトウガラシエキスの刺激が強い為、かぶれ易い場合があります。肌に合わない場合は使用を控えましょう。また、冷湿布でも温湿布でも消炎鎮痛という基本的な作用は同じなので、使用感の良い方を貼れば大丈夫です。

 

 

【湿布を貼る時間】

一般的には、お風呂上りに貼り、朝起きた時にはがすのが良いと言われています。皮膚の汚れや油分が洗い流された状態なので湿布がしっかりと吸着し、かぶれも起こり難くなります。汗をかいている場合は少し間をあけて、落ち着いてからにしましょう。1日タイプは8~10時間貼ることで消炎鎮痛剤が皮膚に浸透し、その後湿布を剥しても約24時間は効き目があると言われています。半日タイプは4~6時間で浸透し約12時間の効き目があり、次の湿布を貼るまでに一度はがしてから、時間をあけて皮膚を休ませてあげる事が大切です。

 

湿布を貼っている人のイラスト

 

【湿布の使用方法】

説明書に書いてある用法・容量を参考にしましょう。ロコアテープなどの効き目の強い湿布は1日1回、同時に2枚までと決まっています。また、飲み薬との併用も気を付けることになっています。不明な場合は医師又は薬剤師に必ず確認しましょう。

 

【かぶれに対する対処法とは】

皮膚炎・皮膚かぶれは湿布に多い副作用で、効果的に湿布を使用する為には悪化させない事が大切です。薬剤や添加物が皮膚に接する為、それが刺激となって炎症をおこすことがあります。対応策としては、皮膚を清潔にしてから貼る・貼る時間を短くする・次に貼るまで時間の間隔を空ける・貼る場所をずらす・塗り薬にする等でかぶれを回避しましょう。

腕がかぶれた女性のイラスト

 

ケトプロフェンと言う物質を使用している湿布は、湿布をはがした後もかぶれに注意が必要です。紫外線に当たると過敏症が起きてしまう「光線過敏症」になる可能性があり、注意が必要な期間は湿布をはがしてから4週間程度と言われています。こちらも説明書に記載されているので必ず確認しましょう。

 

痛み止めには欠かせない湿布ですが、用法・容量を守って効果的に使用しましょう。

 

横山医院 理学療法士  登坂 良市

pagetop