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正しい靴の選び方│サイズ・足囲・形状・高さなどのポイント

【靴選びについて】

近年のウォーキング・ランニングブームで「靴」にこだわる方が増えています。靴選びは医療従事者の立場からすると、とても重要な部分です。シューフィッターさんがいて、足の計測(手動又は機械)を行ってくれるスポーツショップや靴屋さんも増えていますが、ご自身でも少しポイントを知っていると良いですよね。

 

運動靴のイラスト

 

【靴選びの重要性】

足は身体の土台なので、足元が不安定だと足首・膝関節・股関節・腰などに負担を与えます。足元が右に傾けば、右に倒れないように体全体で左に戻そうとするし、足元が前に傾けば、前に倒れないように体全体で後ろに戻そうとします。その為、屋外で運動を行う上で靴選びはとても重要です。また、通勤・通学・買い物など何気ない日常動作でも靴が姿勢に与える影響は意外と多いのです。

 

【正しい靴の選び方】

「踵に厚みのある靴が良い」「踵が柔らかい靴が良い」と思っている方はとても多いです。もちろんある程度のクッション性は必要ですが、過度に踵が厚いものや柔らか過ぎるものは良くありません。踵とつま先の高低差があることで前方への重心移動がし易くなる場合もありますが、多くの方がその恩恵を上手く受けられず(体がついて行かず)、つま先でブレーキをかけるような歩き方をしています。また、クッション性の高すぎる靴は接地が不安定になり、フラフラとバランスを崩して膝や腰に負担をかけます。ご自分の歩き方に合わせた踵の高さを選びましょう。

 

膝と腰を痛がる男性のイラスト

 

「ちょっとそこまで」と脱いだり履いたりが多い日常使いの靴には、「緩めで、柔らかく、脱ぎ履きがしやすいスリッポン(紐が無い)タイプ」を選ぶことが多いですね。もちろん近場で履く位なら良いでしょう。しかし、バスや電車を使っての買い物や散歩の時に使用するのはお勧めしません。

 

【靴選びのポイント】

ではどのような靴が良いのでしょうか。ポイントは「足が靴の中で窮屈にならない・滑らない」と言う事です。靴の中で足が窮屈だと、足趾が曲がって外反母趾・内反小趾・胼胝の原因となります。また靴の中で足が自由に動き過ぎると、前に滑って結局足趾に負担がかかり、外反母趾・内反小趾・胼胝の原因となります。また偏平足や開張足の場合は、足の形に合わせて靴が潰れ放題の為、症状が悪化する可能性があります。

 

具体的なチェックポイント

  • サイズ(足長):足趾の先端から1~1.5cmの捨て寸(空き)が理想です。同じサイズでもメーカーやデザインによって変わるので、実際に履いてみる事が大切です。
  • ワイズ(足囲):親趾と小趾の付け根を基準にした足一周のサイズで、2Eや3Eなどと表記されます。サイズ(足長)が合っていても、「きつい・緩い」などの場合はこれが合っていないかもしれません。
  • つま先の形:基本的に、エジプト型(母趾が一番長い)・ギリシャ型(示指が一番長い)・スクエア型(全てほぼ同じ長さ)の3タイプに分かれます。つま先の形が合わない靴を履くと、外反母趾や内反小趾を助長します。
  • 踵の高さ:まっすぐ立った時に、つま先でぎゅっと踏ん張っていないか確認しましょう。また歩いた時に踵がぐらぐらし過ぎないかも確認しましょう。
  • 紐・ファスナー:足の中心部(甲周り)が緩いと、前に滑ったり内側に捻じれ過ぎたり(回内扁平足)します。紐やファスナーで調整出来るものが良いでしょう。また、踵・靴底・足の中心部の素材が柔らか過ぎる事でも足の捻りが強くなります。

 

以上がチェックポイントです。しかし、これらに気を付けていると「履きたい靴が履けない」「合う靴が無い」と言う問題が多々出てきます。そんな時は「機能的インソール」で補助すると言う手もあります。「機能的インソール」とは、「踵の安定性・内側の足底アーチ・外側の足底アーチ」を適度に補助してくれるインソールで、スポーツ現場では多く使用されています。こちらも様々な種類があるので、スポーツショップで試し履きしてみる事をお勧めします。

 

インソールのイラスト

 

「も~チェックポイントがありすぎて訳わからない!!」と言う方は、シューフィッターさんのいるお店で足の計測&靴の試し履きをすることをお勧めします!!

 

ご自分に合った靴に出会い、快適なウーキング&ランニングが行えるよう参考になれば幸いです。

 

横山医院 理学療法士  登坂 良市

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